僕はプロ野球の阪神タイガースが好きなのです。
今日現在首位に立っています。
うれしい限りなのですがその中で今岡誠選手の不調がさまざまなところで物議をかもしだしてます。
勝ちを重ねているなかでチャンスに打てず一塁にも全力疾走せず、守備ではエラーをし、ベンチでは成績が悪いのにガムをくちゃくちゃ噛み笑ってる姿が映し出されます。
タイガースの公式ホームページやミクシィのコミュニティーでも批判されていますし、逆にタイガースの一員なんだから応援しようというコメントもあります。
実際今岡選手の不振を見てるといい加減僕自身苛立つし腹立たしくなります。それはチャンスに打てないとか守備でエラーするとかではなく、例え凡打に終わっても諦めず一塁まで全力して欲しいと思います。そうじてコミュや公式ホームページに書かれている意見に似ているのですが、そこに書かれているコメントには違和感を感じる事が多々あります。
ひどい時は「死ね」とか「引退やな」と書かれていたり、あるいは「2003年、2005年の今岡選手の活躍なくしては優勝はありえなかったのだから我慢しよう」というような意見があったりします。「死ね」は言語道断だけど過去の実績がいいから現時点での状況に目を瞑るのもどうかと思う。結果がすべての世界で現時点でスタメンに値するだけの結果が残せてない以上、控えか二軍に行くのが妥当のように思える。
プロ野球選手やミュージシャンとか人前に出て、ファンを獲得して生活の生業としている人たちにとってはある意味仕方のないことだとは思うのですが、度を越すとそういう非難あるいは擁護する人に温度差を感じます。
例えばミュージシャンなんかだとここ二、三年ヒット曲がないと「もう終わったな」とか逆にアルバムを出すと「全曲名曲だ」とか言うのもどうかと思う。
僕のマイミクさんにはBUCK-TICKのファンの方が何人かおられて、正直「なんで未だにBUCK-TICKなん?」って思いましたがマイミクさん達の日記を読ませてもらっていてファンにとって欠かせないもんなんだろうなあと思います。その入れ込みようはなかなか僕には理解できませんが、その気持ちというか思いは分かる気がします。
ぼくがHEATWAVEやSOUL FLOWER UNION、ARBや甲斐バンドが好きなのと一緒なんだろうなあと思う。他人には分からない「思いいれ」などがあったりして自分の生活というか、自分自身の生きていくうえでの歴史というか、欠かせないもの、かけがえのないものなんだろうなあと思う。
単なるミュージシャンとかではなく、もちろん曲は作ってもらわないと困るのだが曲は自分とアーティストを繋ぐ為の橋渡しみたいなもで、曲やライブは繋がるための手段のような気がします。
ただ、好きなアーティストだからと言って今までは出した曲全てが名曲だとは思えません。
もちろん好きな曲があるからファンなんだけれど、好きではない曲もあるし、聞きたくない曲も正直あります。でもぼくが嫌いな曲を好きな人もいるし、僕が好きな曲を嫌いな人もいるわけで、そういう色々なファンがいることで成り立っている世界なんだと言うのも分かります。
話がそれましたが今岡選手の話に戻ります。
今岡選手に関していうとスタメンに名前があると「なんで使うねん。」と正直思っていました。先週のドラゴンズ戦までは。
打てない守れないのにどうしてスタメンで使うのか?その事に関して監督である岡田さんも批判されています。今岡擁護だと。去年一昨年と鳥谷選手を使い続ける岡田監督は同じ様な批判を受けていました。今年は鳥谷選手が活躍しているのでそういう批判は皆無ですが…。
ただ先週の中日戦でのスタメンに今岡選手の名前を見たときある思いが僕の中に浮かび上がりました。その前のカードで不甲斐ない姿を今岡選手がさらけ出していたのにも関わらず大事な首位決戦の中日戦で使うのは岡田監督も勇気がいるだろうし、今岡選手も苦痛でしかないだろうということです。
例えばスタメンを今岡選手から関本選手や昨日活躍した葛城選手に変えるのはある意味簡単なことです。結果を残せていないのですから、それで負けても、今岡選手を使って負けることに比べたら非難の度合いは雲泥の差だと思うのです。
しかしそれでもスタメンに起用した…。
FA等での選手獲得で巨人が批判されていますがその実、阪神も過去かなりの選手を獲得しています。金本選手のように活躍しているもの居れば石嶺選手、山沖選手、片岡選手のように思ったほど活躍していない選手も居ます。外国人選手でもパリッシュやアリアス、今年のフォードなどたくさんの選手が阪神にやってきます。
そんな中で今岡選手は阪神の暗黒時代と呼ばれる最中の1996年に入団しさまざまな経験をして阪神一筋で今に至っている。首位打者も取り、打点王にも輝いたことのある一流の選手である。そんな選手に技術論は不要だし、二軍で再調整などしても一軍で活躍する投手の生きた球を、あるいは緊張感のある試合の中で力を発揮できなければ意味がないと思う。
ましてやこれからの阪神のコーチ、監督として阪神を支えなくては築き上げていかなくてはならない選手だから、苦悩とか克服の仕方とか人の上に立ったときに知っていなくてはならないことを身を持って体験する事は必要だと思う。
それにこうして辛抱強く使ったとして、復活でも果たした日には想像できない程、チームにとって力になると思う。現時点で阪神は首位ここ数日、調子は落としているが連敗がなく8カード連続負け越しなしを続けている。そんな状態だからこそ今岡を使えるのだと思う。
もっとも先週の巨人戦からスタメンを外れたがおそらく、阪神ファンの野次によりうける罵声に今岡選手が耐えられない事、あるいはそれによる自信喪失を恐れたのではないかと思われる。あるいは勝ちを重ねているが徐々に下り坂に入りかけているのは素人の僕にも分かる、開幕当初の力は今はないように思われる。疲れが出てきたのもあるだろうし、相手チームに研究されているのもあるだろう。チーム状態は中日、巨人よりも劣っていると思う。だからこそ今岡の為にチームに負担を強いる状況ではなくなってスタメンをはずしたのかもしれない。
それとは逆に今岡選手と変わらず不調のフォードを使い続けるのは納得が全くいかないのだが…。
岡田監督になってから前回の星野監督と比べられなにかと批判が繰り返されるが、適材適所を考え1イニングを考え1試合を考え144試合を考え5年後10年後を考えチームを作る監督だなあと思う。素人の僕が言うのも変だが日本のプロ野球を良く知っている監督だなあと思う。
確かにいろいろ不満はある、しかし野村監督より前の監督に比べれば勝てる試合も増えたし納得できるプレーも増えた。野村が地をならし種を植え、星野が花を咲かし、岡田が実を実らせていると言う感じがする。
今後、岡田監督→(木戸監督→)和田監督→八木監督→矢野監督→今岡監督→赤星監督と将来の阪神を想像すると楽しいものである。(阪神ファンにしかわからないな)
いろいろ阪神の事、チームの事、選手の事を考えるのは本当に楽しいことです。
また時間があれば書きたいと思います。
長い日記を読んでくださってありがとうございました。
今日現在首位に立っています。
うれしい限りなのですがその中で今岡誠選手の不調がさまざまなところで物議をかもしだしてます。
勝ちを重ねているなかでチャンスに打てず一塁にも全力疾走せず、守備ではエラーをし、ベンチでは成績が悪いのにガムをくちゃくちゃ噛み笑ってる姿が映し出されます。
タイガースの公式ホームページやミクシィのコミュニティーでも批判されていますし、逆にタイガースの一員なんだから応援しようというコメントもあります。
実際今岡選手の不振を見てるといい加減僕自身苛立つし腹立たしくなります。それはチャンスに打てないとか守備でエラーするとかではなく、例え凡打に終わっても諦めず一塁まで全力して欲しいと思います。そうじてコミュや公式ホームページに書かれている意見に似ているのですが、そこに書かれているコメントには違和感を感じる事が多々あります。
ひどい時は「死ね」とか「引退やな」と書かれていたり、あるいは「2003年、2005年の今岡選手の活躍なくしては優勝はありえなかったのだから我慢しよう」というような意見があったりします。「死ね」は言語道断だけど過去の実績がいいから現時点での状況に目を瞑るのもどうかと思う。結果がすべての世界で現時点でスタメンに値するだけの結果が残せてない以上、控えか二軍に行くのが妥当のように思える。
プロ野球選手やミュージシャンとか人前に出て、ファンを獲得して生活の生業としている人たちにとってはある意味仕方のないことだとは思うのですが、度を越すとそういう非難あるいは擁護する人に温度差を感じます。
例えばミュージシャンなんかだとここ二、三年ヒット曲がないと「もう終わったな」とか逆にアルバムを出すと「全曲名曲だ」とか言うのもどうかと思う。
僕のマイミクさんにはBUCK-TICKのファンの方が何人かおられて、正直「なんで未だにBUCK-TICKなん?」って思いましたがマイミクさん達の日記を読ませてもらっていてファンにとって欠かせないもんなんだろうなあと思います。その入れ込みようはなかなか僕には理解できませんが、その気持ちというか思いは分かる気がします。
ぼくがHEATWAVEやSOUL FLOWER UNION、ARBや甲斐バンドが好きなのと一緒なんだろうなあと思う。他人には分からない「思いいれ」などがあったりして自分の生活というか、自分自身の生きていくうえでの歴史というか、欠かせないもの、かけがえのないものなんだろうなあと思う。
単なるミュージシャンとかではなく、もちろん曲は作ってもらわないと困るのだが曲は自分とアーティストを繋ぐ為の橋渡しみたいなもで、曲やライブは繋がるための手段のような気がします。
ただ、好きなアーティストだからと言って今までは出した曲全てが名曲だとは思えません。
もちろん好きな曲があるからファンなんだけれど、好きではない曲もあるし、聞きたくない曲も正直あります。でもぼくが嫌いな曲を好きな人もいるし、僕が好きな曲を嫌いな人もいるわけで、そういう色々なファンがいることで成り立っている世界なんだと言うのも分かります。
話がそれましたが今岡選手の話に戻ります。
今岡選手に関していうとスタメンに名前があると「なんで使うねん。」と正直思っていました。先週のドラゴンズ戦までは。
打てない守れないのにどうしてスタメンで使うのか?その事に関して監督である岡田さんも批判されています。今岡擁護だと。去年一昨年と鳥谷選手を使い続ける岡田監督は同じ様な批判を受けていました。今年は鳥谷選手が活躍しているのでそういう批判は皆無ですが…。
ただ先週の中日戦でのスタメンに今岡選手の名前を見たときある思いが僕の中に浮かび上がりました。その前のカードで不甲斐ない姿を今岡選手がさらけ出していたのにも関わらず大事な首位決戦の中日戦で使うのは岡田監督も勇気がいるだろうし、今岡選手も苦痛でしかないだろうということです。
例えばスタメンを今岡選手から関本選手や昨日活躍した葛城選手に変えるのはある意味簡単なことです。結果を残せていないのですから、それで負けても、今岡選手を使って負けることに比べたら非難の度合いは雲泥の差だと思うのです。
しかしそれでもスタメンに起用した…。
FA等での選手獲得で巨人が批判されていますがその実、阪神も過去かなりの選手を獲得しています。金本選手のように活躍しているもの居れば石嶺選手、山沖選手、片岡選手のように思ったほど活躍していない選手も居ます。外国人選手でもパリッシュやアリアス、今年のフォードなどたくさんの選手が阪神にやってきます。
そんな中で今岡選手は阪神の暗黒時代と呼ばれる最中の1996年に入団しさまざまな経験をして阪神一筋で今に至っている。首位打者も取り、打点王にも輝いたことのある一流の選手である。そんな選手に技術論は不要だし、二軍で再調整などしても一軍で活躍する投手の生きた球を、あるいは緊張感のある試合の中で力を発揮できなければ意味がないと思う。
ましてやこれからの阪神のコーチ、監督として阪神を支えなくては築き上げていかなくてはならない選手だから、苦悩とか克服の仕方とか人の上に立ったときに知っていなくてはならないことを身を持って体験する事は必要だと思う。
それにこうして辛抱強く使ったとして、復活でも果たした日には想像できない程、チームにとって力になると思う。現時点で阪神は首位ここ数日、調子は落としているが連敗がなく8カード連続負け越しなしを続けている。そんな状態だからこそ今岡を使えるのだと思う。
もっとも先週の巨人戦からスタメンを外れたがおそらく、阪神ファンの野次によりうける罵声に今岡選手が耐えられない事、あるいはそれによる自信喪失を恐れたのではないかと思われる。あるいは勝ちを重ねているが徐々に下り坂に入りかけているのは素人の僕にも分かる、開幕当初の力は今はないように思われる。疲れが出てきたのもあるだろうし、相手チームに研究されているのもあるだろう。チーム状態は中日、巨人よりも劣っていると思う。だからこそ今岡の為にチームに負担を強いる状況ではなくなってスタメンをはずしたのかもしれない。
それとは逆に今岡選手と変わらず不調のフォードを使い続けるのは納得が全くいかないのだが…。
岡田監督になってから前回の星野監督と比べられなにかと批判が繰り返されるが、適材適所を考え1イニングを考え1試合を考え144試合を考え5年後10年後を考えチームを作る監督だなあと思う。素人の僕が言うのも変だが日本のプロ野球を良く知っている監督だなあと思う。
確かにいろいろ不満はある、しかし野村監督より前の監督に比べれば勝てる試合も増えたし納得できるプレーも増えた。野村が地をならし種を植え、星野が花を咲かし、岡田が実を実らせていると言う感じがする。
今後、岡田監督→(木戸監督→)和田監督→八木監督→矢野監督→今岡監督→赤星監督と将来の阪神を想像すると楽しいものである。(阪神ファンにしかわからないな)
いろいろ阪神の事、チームの事、選手の事を考えるのは本当に楽しいことです。
また時間があれば書きたいと思います。
長い日記を読んでくださってありがとうございました。