もぐぞうのあなぐら

周りの人達と上手く渡り歩けないもぐぞうが日々感じたことや考えを思うままに書き連ねます。

2013年01月

今更ですがFILMZ のおまけ

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マイミクの英香さんの日記からワンピースの宝袋にハンコがあると知らされ探してみること数分。
見つからない…。
それらしいものがない…。
ふと、段ボールの切れ端に目が止まる。
厚底ならぬ、嵩増しだと思っていた段ボールの切れ端を覗きこむとハンコらしきものが!!

慌ててセロテープを取り外すと「サイファーポール、六式」の文字だけ…_| ̄|○


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終わりのない歌byROGUE

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

日記をさぼり気味ですが、まあ何とか生きております。
日記を書こうとは思うのですが、どうも上手く言葉になりません。
まとまらないのです。
それに相まって、年末進行で仕事も忙しく、慌ただしく
気力も薄まっていました。


昨日のことなのですが、
仕事が早く終わったので久し振りに本屋へ行きました。
あれやこれやと眺めながら、立ち読みしながら時間を過ごしていると
音楽書籍のコーナーに奥野敦士「終わりのない歌」という本が目にとまりました。
先日も別の本屋でたぶんタイトルは違うのですが、同じ奥野敦士の書籍を見た記憶があったので
「今でも頑張ってるんだなあ。インディーズとかでCDを出したりしてるんだろうか?」ぐらいに
思っていました。

どんな人かというと
バンドブーム全盛期の1985年にROGUE(ローグ)というバンドでデビューした人です。
ジュンスカやユニーコーンなどがスポットライトを浴びていた時期です。
当時、僕はそのバンドブームが好きではありませんでした。
チャラチャラしたバンドばっかりで、上っ面だけの薄っぺらな音楽に飽き飽きしていました。

エレカシやブルーハーツなんかも出て来たのですが、
そんな中でROGUEを見つけ「終わりのない歌」という曲を聴き好きになったのですが、
ライブとかを見てもそれ以外に余りピンと来る曲もなく
そのまま素通りしていました。

あれから25年以上が経ち、珍しい名前に二度本屋で目にして
その本を手に取ってみました。

すると、そこにはMR.childrenの桜井和寿が訪ねてくるところがかかれてありました。
ap bankへの出演依頼でした。
しかし奥野敦士の返答は「体調的に厳しい」でした。
流し読みしていた僕は、話が飲み込めず
よくよく読んでみると
2008年9月にバイト先の工事現場から落下し頸椎損傷の重傷をおい、
下半身不随になっていたのです。

衝撃が走りました。

慌てて本の表紙を見ると確かに車いすに乗って笑顔でこちらを見ている奥野敦士がそこにいました。

ざざっとその本を読むとどうやら、今ボーカリストとして数は少ないながらも頑張っていると書いてありました。

その中にうろ覚えですが
「僕がギターリストだったり、ドラマーだったら諦めてたかもしれないが、
僕はヴォーカリストだから、下半身が動かなくても歌うことが出来る」という風な事が書いてありました。

それから、家に帰ってネットとかで調べていると
去年のapbankにビデオか何かで出演したらしいということがかかれてありました。

この奥野敦士という人は凄い人だなあと思いました。

バンドブームの最中にデビューして
バンドブームの終焉と共にメディアから姿を消しました。
バイト中の不慮の事故ということは、
まだ歌うことをバンドを諦めていなかったのかもしれません。
あるいは、バンドをしていたことで再就職が困難だったのかもしれません。
そんな中事故で下半身不随になりました。
詳しく読んでいないのでわかりませんが、

「死にたい」と絶望しても、死ぬためには体を動かさなければならなかった……。
「『俺、死ぬことも出来ないんだな……』
涙が次から次へと溢れて、止まらなかった。
死ねないから、ただ生きている……」

と言うようなことが書かれていました。

そんな中から歌うことを見つけ出し、
歌っている奥野敦士はかっこいいと思う。

もともと桜井和寿が奥野敦士を訪ねたのはROGUEにapbankに出てもらおうと調べていたら、
「ワンダフルワールド」を車いすに座りながら歌う奥野敦士の姿を
Youtubeで見つけたからだそうです。

今でこそ自叙伝が書籍になってたりしますが、
誰も注目していない時、自分一人っきりの時に
歌うことを選んだ奥野敦士は凄いと思う。

そんなことを知るとどうしても自分自身と照らし合わせてしまう。
奥野敦士と自分は何が違うんだろうって…。


毎日不平不満ばかりで、動こうとしない自分が嫌になる。

「みんな同じやって」そんな言葉が聞きたい訳じゃない。

歳を取ると、というか時間が経てば経つほど動きづらくなっていく。
手にしたもの、得たものをなくさないようになくさないように
大事に抱え込んで身動きが取れなくなってしまう。
それは突然消えてしまうはかないものなのに
すがりつくような「本当に大切なもの」でもないのに、
大事に大事に守ってしまっている自分がいる。
なくすことを恐れている。
失うことを恐れている。
奪われることを恐れている。
でもそれはなくしたときに気づく。
『本当に大切なものはそんなもんじゃない』と。

毎日会社勤めをしていると、
「給料が上がらない」
「休みがない」
「遊びたい」
「海外旅行に行きたい。でも金がない。」
「老後はどうしよう」
なんて事ばかり考えてしまう。

たしかに現在のこと、将来のことを考えることも大切だろうけれど、
なにか本質を見失ってるような、そんな気がしてた。

かといって本質ってのがなんなのかは、分かってなんかいないのだけれど、
『生きる』って事に素直でありたいと思う。
正直でありたいと思う。

それは決して年収が高いとか、
貯蓄がたくさんあるとか、
仕事が楽だとか、
将来が安定しているだとか、
そういうことではないと思う。

本当にしたいこと、
この為に生きたい、
これをし続けていたい、
そんな想いを強く抱きながら生きていくことが
生きることの本質なんだと僕は思うのです。

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