もぐぞうのあなぐら

周りの人達と上手く渡り歩けないもぐぞうが日々感じたことや考えを思うままに書き連ねます。

デザインの穴

ふがいない

派遣として今の会社に入社して2ヶ月半が経った。
会社の率直な感想は何度か書いてきたが、自分自身の事を少し書こうと思う。
31歳からこの世界に入って14年近くの経験がある。
しかしながら、この会社ではまったく通用しない。
もちろんデザイナーとDTPとの違いはあるにしても使うソフトは同じだからそれほど差異はないと思っていたが、
僕がついている上司が出来る人で、あれやこれや情報を集めて
色んな作業において効率化を図っておられる。
もちろんスピードも速い。
本来僕が任されるべきカタログ関係の雑務、カタログ本体ではなく、例えば封筒であったり、小冊子であったり
そういうものが10種類ほどあるのだが、それをやるために入社したのに、その多くをその上司がやっていた。
もちろん上司はカタログ本体の仕事もやっていた。
僕はといえば封筒70種類程を一人でやり遂げるのが精一杯だった。
他の雑関係はベースを上司が作って僕がその修正をする程度だった。

やり方が違うのはもちろんだがそれを間引いたとしてもあまりにも出来なさすぎた。
まったく戦力になっていない状態だったと思う。

そして今、春の人事異動というか忙しい部署に一人引き抜かれたため、
代わりに年配の方が僕の携わっている部署に入ってきた。
その人が僕の上司のやり方を無視して仕事をするのでやりづらくてしょうがない。
もちろん僕は派遣社員だから上司の言うことだけを聞いていれば良いのだが、
なかなか別の社員から言われることを無視できないでいた。
それで上司の機嫌を損ねてしまったりした。
僕の上司は仕事が出来る人で、言われることだけをしていたらいい立場ではあるのだが、
過去に「そんなことも言われなできひんのか」と言われたこともあり、勝手にしてしまい若干上司には怪訝な顔をされている。
やっぱり言われることだけをしていた方がよさそうな感じだ。

あくまでも僕はDTPオペレーターで、デザイナーはクライアント側にいたりして、
その修正を主にしているのだが、その修正も、修正以外のところを気になるからと勝手にさわると注意を受ける。
例えば文字を削除したことでアキが不均等になったり、画像の位置を変えたりすると注意を受ける。
修正のあった箇所をその指示の通り直さなくてはいけないようだ。
それで、何か不都合が出るようだったら、その都度上司に確認をしなくてはいけないようだ。
トリミングの関係で画像の幅が足りないような時も勝手に枠を延ばしてはいけないらしい。
もしそういったことがある時はデザイナーにデータを戻さなくてはならないらしい。

そういったことを鑑みると檻の中に囲われているように思えて仕方がない。
もちろん危険を冒して問題になるよりはずっとマシだとは思うが、
自分が出来ることをわざわざ確認しなくてはならないの難しい。
今までデザイナーとして働いてきたから自分が思うように仕事をしてきただけに、
無意識にそういうことをしてしまい後で注意を受けてしまう。
やはり、言われたことだけをするのが得策のようだ。
明日からは上司に言われたことだけをしようと思う。

今まで勤めた会社とはまったく違う会社です。

働き始めてほぼ一ヶ月が経ちました。
徐々に会社の内情も見え始め、いろいろと分かってきました。
社内は第1営業部やら第二営業部やらがあり、いくつかの部署に別れていています。
僕はその中でカタログチームに入っているのですが、他の部署に比べて働きやすい環境にある部署のような気がします。
カタログという大きい媒体を扱うためかスケジュールもしっかり作られています。
スケジュール通りには仕事だから進まないのですが、それでも目安にはなります。
他の部署だと急な仕事が多かったり、急に変更になったり、土壇場で訂正が入ったりとドタバタしておられます。
それが繁忙期の今だからなのか、ずっとそうなのかはこれから見てみないとわかりませんが、
担当部署の方は連日23時、24時まで仕事をされていて大変そうです。
提出に間に合わず、少しだけ助っ人に呼ばれたこともありました。
ちょっとした訂正だったんですけど、校了するために1時間後に提出しなくてはならない割には
「今頃それを訂正する?」というような訂正が入って少し驚きました。

僕は今まで少人数の会社に多くいたので、こういう助け合うって事があまりなくそれはそれで面白かったです。
また、たまに出社してくる何をしているのか分からないお偉いさんもいて、
その人が来る度に大声で部下を叱責しておられます。
朝、出社した途端にその声を聞くとテンションが下がってしまいます。
言葉だけ捉えるとまっとうなことをおっしゃっているのですが、なぜそんなにも朝から起こっているのかはまだわかりません。
そうじて口が悪く大声の人が多いです。
ただそういう人も「人が悪い」「性格が悪い」という感じではありません。
他部署の新人さんにも目を行き届かせて、そこの担当部署の上司に「注意して見たれよ」と声をかけているところをみると、優しいというか暖かいなあと思いました。
僕の担当部署の部長さんが売上が前年対比で下がっていることを叱責されていましたが、
ほどなくして笑いながら当人同士が会話しているのを見て仕事に関しては厳しいがそれは社内の売上という経営上の問題で叱責しているのであって、感情的に怒っているのではないという気がします。

僕の方はというと本当に上司がいい人で、気を遣ってもらっているし、状況を良く理解して仕事をされていると思います。
僕がちょっとしたミスをしても、「もぐぞうさん、ちょっと混乱してるやろ?変な訂正になってるで」と言ってきてくれます。
「ちゃんと見てるか!?」と怒鳴ったり、怒ったりとかはないです。
他の部下にはかなりきつい口調で怒っておられますが、今のところ僕にはないですし、
そのきつい口調にも育てていこうという暖かい視線が感じられます。
それをその部下がどう受け取っているかはわかりませんが、
口調はきつくても優しいなあと感じます。
直接的にダメなところを言い、その部下も「すみません、何がいけないかわからないです」とちゃんと聞ける雰囲気は素晴らしいと思います。
そういう会話のキャッチボールができるというのはすばらしいことだと思います。
当たり前の事なんだけれど、今までいた会社はそういう叱責されてる中で質問できる空気がなく、
ただただ謝るしかなくて、さらに「謝ってるだけで解決するんか!?」と火に油を注ぐように怒られていました。

働き始めて気付いたことがあります。
この約一ヵ月の間、自分自身の中で自己否定感がないことに気付きました。
働いていない時はもちろん、前の会社でも自己肯定感がなかなかもてず「自分はダメだ」と責めている毎日がおおかったのですが、
少なくとも心の内でそういう感情は起きていません。
それはデザインではなくオペレーションをしているからかもしれませんが、
日々の作業をこなしていく毎日でも、充実感とまではいきませんが、無為に過ごしている感覚もないし、
もっと早く性格に仕事をしようと前向きに捉えることが出来ています。
その為に何かをしたという訳ではないですが、
前の会社だと「苦労して頑張っても俺だけがしんどくなるだけやしなあ」という感覚がずっとありましたが、
もっとスキルを上げようという感覚は持っています。
モチベーションが下がらないというか、早く帰りたいとか、もっと楽したいというような感覚がありません。
もちろん、仕事のピークはこれからで、この先毎日遅くまで残業になり、そういう感情も芽生えるかもしれませんが、
僕一人で仕事をしている訳でも無いし、目をかけてくれる上司がいるという安心感もあるので、
それを乗り越えるのは前ほど苦ではないだろうと思います。
僕が忙しくしていると、僕の仕事を拾って訂正なりをしてもらってるし、
データの管理の仕方も、僕が気付かないうちにきっちり整理してくれてたりします。
もちろんそういうことも自分でしなくてはいけないのですが、余裕がないというかそこまで気が回らないというか、
おざなりになっている部分のフォローを上司がしてくれているのは気分的に楽だし、
どこかでこの恩返しをしなくてはとも思います。
朝の通勤も確かに時間がかかり長いですが、思ったほど苦痛ではないし、足取りが重くなるという事はありません。
なにより、「明日何をするんだろう?」「どうしたらいいんだろう?」と不安になることが少ないのが大きいです。
一応身を預けるというか、上司の指示を待っていればいいという基本スタンスがあるので楽です。
もちろんそれにずっと甘えている訳にはいかないし、
その内、自分で仕事を回していかなくてはならないのは当たり前だが、
現時点では下手に仕事も分かっていないのに出しゃばる訳にはいかないし、
それで周りを振り回すというか、戸惑わせてはいけないと思うので、基本大人しく仕事をしています。
分からないことがあったときに素直に「わかりません」といえる環境は素晴らしいと思います。
今月、来月と仕事のピークになりますが、頑張っていこうとモチベーションを保てるのは自分自身にとって嬉しいことでもあります。
以前なら、「次はこれしなあかん。」「明日はこれしなあかん。」と先のことを考えると憂鬱でしかなかったのですが、
今はそれをどうすればうまくやりこなせるかと考えるようになっています。
もちろん前の会社でも以前はそういう前向きに考えてはいたのですが、
そう考えることも無意味に思えるほど無茶苦茶な仕事のやり方で、段取りもなにもなかったのです。
専務が突然仕事を振ってきて「やらなあかんもんんはやらなあかんねん」の一言で済ますような環境が、
僕のモチベーションを奪ってしまっていたと思います。
それがこの会社ではありません。
もちろん、クライアント側の無茶なやり方は問題視されていますが、
それでも仕事をもらう立場では弱く、いいなりになっているきらいはありますが、
それをみんなでカバーしようという空気があります。

先日、僕の上司が社長と話をする機会があり、その時に僕の事を話してくれたそうです。
「分からないことがあったら聞いてきてくれるし、以前は女性の派遣社員さんばかりで、会話もあまりなく、
何を考えているのか分からなかったけれど、今は会話もちゃんとできていいです。」という風に僕の事を言ってくれたそうで、その時社長が
「そういう人間は大切にせなあかんぞ」とおっしゃったそうです。
そういう言葉を聞くと嬉しいし、テンションも上がります。
今まで、僕の事を社長にそういう風に言ってくれたということを聞いたことがないし、
社長が「大切にせなあかんぞ」という風に社員(僕は派遣社員ですが)の事を言うなんて聞いたことがありません。
大概は仕事第一で、自分の会社に利益をもたらすものだけを大切にしたり、
それが当たり前だと考えるのが経営者だと思っていましたが、
この会社は会社の利益はもちろんですが、社員も大切にしている会社だと思いました。
たまに来る何をしているかわからない偉いさんも忙しそうにしている社員に声をかけ
「たまにはゆっくり休めよ」と言っていました。
もちろん仕事が立て込んでいるし、その人にかなりの負担がかかっていて、ゆっくり休める訳もなく、状況を理解していない人の言葉ではあるのですが、
そういう気遣いがあるというだけでも大きな違いがあると思います。
こういう会社に関われたことが、自分自身とても不思議でしかたないし、
長くいたいと思う会社です。
まだ僕は4月末までの契約の派遣社員ですが、できればこの会社の正社員になりたいと思います。

派遣会社を勘違いしていたのかもしれない。

派遣社員として働いて三週間、日数にして14日が経過しました。
大きな出来事もなく順調に就労しております。
徐々に会社の空気というか雰囲気にも慣れ始め、また社員さん達の性格とか癖とか分かり始めてきました。

そんな折り、一人の派遣社員さんが解雇されました。
もっともこの派遣社員さんの行動が問題で、忙しい時期にも関わらずどこどこに行かなければならないと遅刻したり、
体調が悪いからと休んだりと、期間中半分ぐらいしか出社せずまったく戦力にならなくて契約を打ち切られたのですから仕方のないことです。
たまたまその派遣社員さんと登録している会社が同じだったのですが、
先日、新しい派遣社員さんの面接が行われました。
結局、会社の意向とはあわない人物だったらしく不採用になりました。
仕事をしながらその事を聞くとつい先日まで休職中だった身の僕にとっては全くの他人事のようには考えられませんでした。

この時ふと気付いたのですが、今まで派遣会社というのは登録者の選択肢を広げ、マッチングを多くするためだと思っていたのですが、実は登録会社のためにあるのではないかということです。
派遣会社に企業が登録しておくと、人員が欠如した時あるいは補充したい時に即座に対応してもらえる。
しかも、企業側の要望に合わせて登録されている人材の中から選んで、面接の段取りを組む。
派遣会社にしてみればお金を出しているのは企業なので企業優先になるのは当然で、
その企業の希望する人材をどれだけ抱えてるかが派遣会社の強みとなる。
その為に、派遣会社は求職者の数を増やそうとあれこれ策を練っているのだと思う。
今回、不採用だったが、近日中には次の面接が行われると思う。
これがハローワークだといつ応募が来るか分からないから、今すぐ欲しい時には企業としては困るのである。
以前の会社では派遣会社のような民間の会社を使わず、ハロワのみで求人を出していたため、
なかなか来なくて、結局人員の補充は行われなかったこともある。
リクルートなどの求職者支援会社を使わなかったのは登録料に25万円からの金額がかかり、
それを社長がもったいないと感じたから使わないことになった。

結局のところ、希望の職種や会社があっても企業側の要望がなければ派遣会社に登録したところで面接にたどり着ける保証はないのである。
あくまでも派遣会社というのは登録してもらっている企業に良い人材を提供するために存在しているのである。
もし、良い人材を提供できなければ他の派遣会社に乗り換えられたりすると、その派遣会社の経営に影響を与えるからである。
僕みたいな40歳も半ばの求職者も多くいるようだが、ハロワレベルではなかなか面接にもたどり着けず、
ましてや採用なんてなると雲をつかむような話になってしまうが、派遣会社とて似たようなものである。
僕の場合は、本当にたまたまで、今の会社が長く努めて欲しいという希望があり、男性を求めていたらしい。
その前に、「ハケンの品格」にでも出てくるようなデキル女性だったらしいのだが、
色んな会社に行きたいということで、半年か1年ほどで契約を更新せずに辞められたのだった。
今の会社は普通のデザイン会社や印刷会社とは違い、独自のシステムを作り上げているため、
それを教えるだけでも社員さんはかなりの労力を使われている。
特に僕がついている上司は仕事が丁寧で、きっちりしていて、いろいろと細かく教えてもらっているが、
これを今まで何度もやっていたのかと察すると、辞められた時のショックは大きかったと思う。
面接の際も「派遣というのにこだわりがありますか?」と言うようなことを聞かれたのだが、
その時は派遣でなければならない何かがあるのかと思ったのだが、
僕は正直に「本来なら、正社員が希望なんですが、それにこだわって求職活動を続けていても一向に決まらないので、派遣社員など間口を広げて求職しています。ですので、別段これといって派遣に対するこだわりはありません。」と応えました。
本来派遣社員で募集されている会社なので正解ではないと思うのだが、
この場合に限っては企業にとっては満点の回答となった。
要はこの企業としては長く勤めてくれる人材が欲しかった訳で、そこで派遣会社から面接を受けているとは言え、「派遣が一番です。」というような答えをしていたらダメだったのかもしれない。
また、ハロワで正社員も募集されていたみたいだが、勤務地が大阪で2回も乗り継ぎがある会社なので、
その時点で自分では求職先としては却下していた。
派遣会社からの紹介がなければ来ることはなかった会社ではある。

会社自体はとても気さくな方が多く、中には言葉の悪い人もいるが総じていい人が多いと思う。
社内のシステムも構築してる最中でいろいろと問題があるが、それを改善しようと社員同士が提案したり、ミーティングを重ねたりしている。
もちろん会社としての経営の問題もあるが、仕事中心ではなく、「仕事のために働け、会社のために働け」という空気はない。
新人に対しても言葉はきついが育てようという感じはあるし、
派遣社員の僕たちに対してもきつくあたったりもしない。
スケジュール通りには仕事だから運ばないが、それでも目安となるスケジュールもあるし、
社員の意見を聞こうという空気もある。
ただ噂通り、給料は低いようだ。
とにかく今は上司の指示についていくのに必死で余裕が無く、通勤が遠いとか感じないし、会社が嫌だとか辞めたいとかは一度も思った事がない。
徐々に、会社のカタチが見えてきたがそれでも、以前の会社に比べたら雲泥の差があるくらい良い会社だと思う。
みなさん遅くまで残業をしておられるが、これだけの人数がいると少々の残業だと苦にならない。
一人で遅くまでやっていた時のことを考えると、孤独感がないだけマシである。
後は、「不必要です」とクビを切られないかだけが心配である。

普通が素晴らしい

昨日、初めて休日出勤してきました。
10時半出社で良いと言われたのですが、電車の都合やらで10時10分くらいに着きました。
僕が出社した時点で2名ほど僕と同じ部署の方が来られて作業していました。
机には今日やるべき訂正指示を書いた書類が置いてあり、
自分が作ったものがどれくらい間違っているのか等を見てると、担当の営業さんが来られました。
修正の中身は挿入すべき文言が1行欠落していたのと、日付、地図の変更でした。

もともとこの仕事にかかったのは12日の夕方から、
とりあえず時間がないので、作業に早く取りかかるためある一つのカテゴリー分だけ12日の夕方に原稿をもらい、
営業さんはその後、残りの原稿指示を作っておられました。
カタログやチラシを入れる封筒の作成で、営業店毎にデザインが違い、
営業店の中でも数種類のものがあって往信用で約40種類、返信用で約20種類、合計約60種類の封筒の制作です。
といっても、ベースがあってそれは毎年同じなのですが、
中の日付やら、特典などが替わるので、それをはめ込んでいくという作業です。
13日出社すると原稿がすべて出来上がっていて、その指示を朝にもらいました。
指示は分かりやすく、言葉でも丁寧に教えてもらったのですが、
営業さんが言うには「こんな指示でキレられるんちゃうか」と心配だったそうです。
僕にしたら完璧な指示原稿だったのですが、この会社ではそれでもまだまだ足りないようで、
僕が「完璧な原稿です。」というと、「前はどんな会社にいたんですか?」と逆に驚かれました。
全部で40種類ほどある原稿なのですが、その一つ一つに指示が書いてあったし、
口頭でも一つ一つ説明してもらったので、僕は完璧だと思っていたのですが、そうでもなかったようです。
もちろん、本来なら、40種類全てにきちんと明確に訂正を書くのが普通なのでしょうが、
共通部分をA、B、Cと分類して、「ここにはAを持ってきてください」と説明されましたがそれで充分です。
でそれを13日一日かけて作ったのですが、上司の予想ではもっとかかるかもしれないと保険をかけておられたみたいで、
僕が関わっている他の仕事は全部上司が代わりにやってくれていました。
で、18時には40種類全てのデータを作り、出力し終わりました。
その日はそれで、仕事が終わりました。後は営業のチェックを待って、そのチェックの入った箇所の修正が土曜日になるというスケジュールでした。

で、昨日その修正にかかり14時頃には修正が終わり、それを必要な部数だけ出力するだけになりました。
すると、「ここまでがもぐぞうさんの仕事ですから、今日はこれで終わってください」と必要分の出力は上司がやってくれました。
上司曰く「今までの派遣社員さんと比較しても優秀な方です」と言ってもらえました。
もちろん社交辞令や労をねぎらうという意味も多分に含まれているでしょうが、
少なくとも迷惑であったり、「使えん」とは思われなかったようで一安心です。
もっとスピードアップして作業をしようと思っていたのですが、
慌てて間違いが増えて、その分訂正が増えると時間もかかってしまうので、極力丁寧に仕事をしようと心がけました。
毎日、日報を書いているのですが、そこにはコメントを書く欄があり、僕は「来週からの封筒制作がんばります。」と書いていたのですが、
そこに上司は「慌てず、落ち着いて丁寧に仕事をしてください。」と書いてくださっていて、
その言葉に甘える訳じゃないけれど、やはり丁寧に確実に仕事をするのが一番だと思い、ひとつひとつ丁寧に作業をしてました。
若干のミスはあったもののまあ合格点をもらえたようです。
帰り際上司から「これから、契約社員、正社員と考えているのなら、それを目指して頑張ってください。その方が、こっちとしても助かるんで」と言葉をもらい嬉しくて泣きそうになりました。
最初に出社した時のことをこのブログに書きましたが、
本当にいい人ばかりです。
といっても、取り立てて優しいとか、甘いとかそういうのではなく、社会人として普通の礼儀があるというか、
人として当たり前の言動があるという感じなのですが、
今まで44年間生きてきて、そういう「普通」ってのがまったくなかったので、天国のように思えます。

とにかく上から目線、命令口調の人ばかりでした。
小学生の頃に行ったスイミングスクールではちょっと出来ないと怒られたし、厳しかったです。
それが嫌で辞めたくて辞めたくて毎日が苦痛でした。
アルバイトでも怒られてばかりでしたし、やはり言葉が偉そうでした。
もちろん10代、20代の若造で、仕事もろくに出来ない人間でしたから、イライラするのも分かるし、
そういう言葉遣いになるのも仕方ないと受け入れていました。
僕に問題があるのだと思っていました。
とにかく何をするのも怖かったんです。
「怒られるんじゃないか」、「注意されるんじゃないか」、「自分のやっていることは間違っているんじゃないか」
ずっとビクビクしながら、周りの人の動向をうかがって仕事をこなしていました。
ドカタをやっている時も、友人の誘いで入った会社なのですが、
道具一つをとっても名前が分からず、とんちんかんなものを持って行っては怒鳴られ、
「わからんねんやったら聞けや」と怒鳴られ、「聞けるような空気と違うやん」と内心思っていました。
挙げ句には「教えて欲しいんやったら授業料払うのが当然やろ。でも、会社に来て給料をもらってる以上、見て盗んで、覚えろ」と言われました。
もちろんそれは正論だし、僕もそう思って人を注意深く見て、先を読み自分なりにいろいろと勉強していたつもりですが、うまく行かず怒鳴られてばかりで、怒鳴られないよう萎縮してビクビクした毎日でした。
中には優しい人もいたのですが、その人ですら起こらせてしまっていたので、
「やっぱり僕がダメなんだろうなあ」と自分を卑下していました。
だから会社に行くのは嫌だったし、働くことに僕は向いていないんじゃないかと考える毎日でした。
それから、デザインの学校へ行って、その関係の会社に就職するも、
毎日22時、23時で、週一で徹夜が当然とあり、休みもあまりありませんでした。
もちろん他の社員と比べても仕事は遅いし、社内のチェックを通るような良いデザインも出来なかったので、半ば仕方ない面もありました。
それでも「良いデザインをしよう。褒められるデザインをしよう。」と頑張っていましたが、
信頼していた上司に、あらぬ疑いをかけられ僕の心は打ち砕かれ鬱になって会社を辞めました。
もちろんその会社で学んだことは大きいし、自分の糧にはなっていたので、疑いをかけられるまでは
残業や休日出勤も苦痛ではなく「やらなければならない」という使命感で毎日を過ごしていたのですが、
何かが壊れて崩れ落ちてしまったと感じ、デザインが出来なくなってしまいました。
何より、そんな状態では会社に迷惑をかけると思い辞めたのですが、
同僚の方は僕の様子がおかしいと感じておられたみたいで、
「鬱なんじゃないか」と感じておられて、それが治れば出社してくると期待してくれてたようです。
僕に対してはどなたも高圧的な態度ではなかったのですが、他の人の扱いでそういう面を見ると
「次は自分なんじゃないか」とやはり不安でビクビクした毎日でした。
もちろんそれが理不尽だとは思っていなかったし、それに適応できない僕自身が問題なんだと思っていました。
その後京都の印刷会社に就職しました。
そこなら、レベルも高くなく気楽に仕事が出来るだろうという思いで働いていたのですが、
逆にクリエイティブ性のかけらもなく、大学の原稿用紙や、振り込み票とかそういうものばかり作っていたので、物足りなくなり一度は辞めたのですが、再度請われて再入社しました。
その内、さまざまなデザインに携わるようになり、学校案内や、ポスター、チラシ、冊子を作るようになりましたが、一族会社だったので、その一族の風習というか常識に着いていけない面も多々ありました。
営業も社長が気に入った者を引き抜いてきたり、知り合いを働かせていたので、なあなあの部分が多くあり、
けじめのなさだったり、仕事を知らなすぎたりしてストレスも感じてはいましたが、
もう既に35歳を過ぎて再就職は無理だろうと我慢して働いていました。
その内社長の奥さんである専務が営業に関わるようになり、会社に暴君の様に君臨するようになりました。
普段はいい人なのですが、自分が持ってる基準、常識から外れるといきなりキレ出します。
最初のウチはデザインのイロハも分からない状態だったので、一から僕が説明するような状況だったので、問題はなかったのですが、
たまたま知り合いと出会い、そこがデザイン会社をやっているということで状況は一変しました。
そこのデザインが一番だと思うようになり、それを僕に強要するようになってきたり、
その知り合いの方からデザイン論を教えてもらい自分勝手なデザイン論を創り上げそれから外れると、
自分が思うようなデザインが上がるまで僕につきっきりになるようになりました。
奇しくも世間は不況になり、社長が気に入らない人間からリストラにあい、
そういう会社の方針に納得できない者が辞めたりして、最終的に社長とその奥さんの専務と僕と、
昔からいた社員さん二人がパートになり、5人の会社になってしまいました。
それまでも他の営業の仕事にかかってても自分の仕事を割り込ませて優先的にやらせてたりしたし、
その傍若無人な仕事のやり方に僕は辟易していました。
自分が良いと思うものをつくっても通らなかったし、専務が言う良いデザインというものがまったく理解できず、
訳が分からず混乱していました。
いよいよ負債が明らかになり、会社の末路が見えだした時辞めようと心に決めたのですが、
僕の中では「その内潰れるだろう」と思っていたのですが、土地を売ったり、機械を売ったりしてしのいでいて、
なんとか生きながらえていました。
ふとした時に、会社が支払いの出来てない会社からの要求で僕が出向という形になるという話が出てきました。
僕が会社に出向して給料を支払うという名目で、借金を相殺していくということらしいです。
で、僕の給料は会社からもらえということらしいのですが、実質会社のために金を生んでいない僕に会社が給料を払うなんてあり得ないと思い辞めることを社長に告げました。
その時は専務も「仕方ないな」と受け入れてくれたのですが、
その後、その話が経ち消えると僕は辞めないだろうという勝手な思い込みをされていたようで、
僕が退職する日が近づいても引き継ぎがまったく出来てませんでした。
で、引き継ぎの話を社長にすると「え?辞めるん?」などと言われましたが、僕の決意は固く揺るぎません。
専務に「これから会社どうしていったらいいん?」とキレられたりもしましがそこは譲りませんでした。
僕自身、当てがあった訳ではなかったのですが、こんな会社早く辞めたいと数年前から考えていたので、
いよいよの決行ということで譲れませんでした。
そして、1年半の就活の末に今の会社に派遣社員として入ったのですが、
とにかく今までの人との関わり合いの中で知ってしまった「世の中とはこういうものだ」という考えが染みついてしまっていて、就活をしていても「またあんな思いはしたくない」という気持ちが先に立ち、今思うと就活もアグレッシブになんて出来ていませんでした。
ましてや派遣社員ということで、「出来て当たり前」と思っていたので、自分の中の自身の無さが大きくあり、
正直、派遣社員という肩書きで働くのは怖かったです。
それが、今の会社では上司から一から教えてもらえるし、ソフトの使い方でも分からないことを聞くと丁寧に教えてもらえます。
一度「何度も同じ事聞いてすみません」と言うと「ええで、何度でも聞いてや」と言ってくれました。
また上司だけでなく、他の方も気さくに話しかけてこられるし、怒号が飛び交うとか、すさんだ空気の中で仕事をするってことは今のところありません。
何より、何度か残業をしたのですが、周りも多くの人が残業をしているので孤独感がありません。
以前は一人で制作を担当していたので、僕一人で残って仕事をすることも多かったですし、
昼間でも営業が外に出るとそのフロアは僕一人でした。
もちろん一人の気楽さというのもありますが、電話には出なければならないし、来客の相手もしなくてはなりません。
特に営業の所在を聞かれても個々で勝手に動かれるので何も分からずあたふたすることが多々ありました。
その点ここは、当然ですが、どこに行ってるかホワイトボードに書いてあるし、電話は事務員が先に出て、社内放送で担当の人を呼び出します。
また、外に出る時はきちんと「行ってきます」と挨拶をして出て行かれるので人の動きが分かりやすいです。
朝礼が毎日あり、部署毎のミーティング、関わる営業とのミーティングなどがあり10時までは自分の仕事が出来ませんが、
その分他で動いている仕事などを把握できたり、聞きたいことや言いたいことがいいやすい状況ではあります。

とにかく何から何まで今まで僕が働いてきた会社とは違うし、かといってトップダウンで押さえつけるような会社ではありません。
どちらかというと社員同士で会社を盛り上げていこう、良くしていこうという感じを強く感じます。
もちろん中には偉そうな上司もいますし、大声で叱責している方もいますが、まったくの悪人というかひどい人ではないと思います。
もっとも前の会社でも初めはそう思っていたこともありました。
同僚の社員の方から「変な会社やろう?」と言われてもピンと来ず、「どこでもそういうことはありますよ」と思っていたが、時間が経つにつれ受け入れがたくなり不快感しか感じないようになっていったのも事実です。
特に専務については入社当初、周りがボロクソに言っていたが当時僕は「そんなひどい人かなあ」と思っていましたが、最終的には誰よりも専務を嫌っていたのは、恐怖していたのは僕になりましたから。
まだ9日しか出勤していないからこの先どうなるか分からないですが、
でもこの9日間で見えたことで嫌なことはほとんどありませんし、どちらかというと感動することばかりです。
営業さんも気さくに喋ってこられるし、昨日も休日出勤したことに対して
「休みに出てきてもらってすみません」なんて言葉をかけてもらえるなんて想像もしていなかったのでびっくりしたやら、嬉しいやら変な感情になりました。
上司の方も「出てきてくれて非常に助かったわ」と言ってくれました。
今までなら仕事優先、仕事が滞るなら残業、休出は当たり前。
なんなら、「お前ら会社のために金を稼げ」っていう空気すら感じていました。
「そんなこと言うてこの仕事どうすんの?」「あんたしか出来るもんおらんやん」と自分の無茶なスケジューリングを棚に上げて残業や休出を強要していました。
僕はなかったのですが、他の人は急遽旅行を取りやめたりした人もいましたし、それは一度や二度ではなかったです。
今回の休出も営業がやるだけやっても原稿が届かず休日出勤することになったのだから、何の不満もありませんし、それどころか入って間もない僕を戦力と見てもらってるだけでもありがたい気持ちでいっぱいです。
もっと精進していこう、頑張っていこうと思える会社だと思いますし、
それは初めてデザイン会社に入社した時のような「みんなに着いていけるよう必死に頑張ろう」という負い目から来るものではありません。
一日でも早く、上司が求めるように「右腕」になれるように仕事を覚えたいと強く思うし、
もっと自分に出来ることはないかと考えています。
何よりおっさんばっかではあるけれど、男性が多いのは仕事をやる上でとてもやりやすいです。
前は女性の営業が専務も含め三人で、仕事のやり方がめちゃくちゃだったから、その空気を読むだけでも疲弊していました。
営業がバタバタし出すと「なんか仕事入ってくるな」って感じて、今ある仕事を早めに片付けとえらいことになるなあと想定したり、ぶつぶつ後ろで「どうしようどうしよう」とかまってちゃんオーラを出したりしてくることはありません。
この会社にも二人の女性がいますし、事務員さん三人は女性で、校正室にも女性が三人ほどいます。
でも、みなさん普通に仕事をしておられるし、厳しい目で仕事に臨んでおられる様子がよく分かります。
2月~4月と7月~9月が忙しい会社らしいので、これからどんどん忙しくなり、
僕もこんな悠長なブログを書いてられないかもしれないけれど、
入った初日に「あれ?」って思うような会社が多い中で、ここまで不満に思わないというか、おかしいと感じない会社も今まではなく、それは『普通』の事ではあるのだけれど、その普通であることが嬉しくて嬉しくて仕方がないのです。
こんな会社で働きたかったと思えることが嬉しいのです。
立派な一流企業でもないし、クリエイティブな仕事でもありません。
一般的な普通の企業で、普通の仕事をしているだけなのですが、そこに関わっていられる自分が嬉しくて仕方がないのです。
明日からまた仕事です。
そうは言っても仕事となると若干の憂鬱さはありますが、以前のように嫌で嫌で仕方がないということはありません。
大阪までの通勤時間1時間半はさすがに遠いなあとは感じますが、電車にいる間はパズドラしたり、寝たりしてるので問題ありません。
とにかく今週は初めてフルで出勤する一週間です。とにかくミスを減らし、早く仕事を覚えられるよう頑張ろうと思います。

会社の人間の前に人として

今日は祝日とあって会社はお休みでした。
もしかしたら社員の方は働いておられるかも知れません。
9日月曜日、上司が体調不良になられました。
これから忙しくなるということで「インフルエンザだったらやばいなあ」と心配されておられましたが、
その日は早退され翌日来られると急性胃炎ということで、なんとか仕事は進みそうです。
ただやはり体調が悪いようで、その日やるべき仕事を仕上げると早退されました。
僕はといえば体調を崩された上司の横で、対した仕事もなく、
営業から言われた修正や上司の仕事を横で見ていました。
ショートカットやらを使いこなして素早く仕事をやっておられました。
僕も10年以上この世界にいるのでスピードはそこそこあるのですがそれには適いません。
やはり、前の会社でのやり方が染みついているのか緊張感のない仕事ぶりです。
イラレ等はそこそこ使えるのですが、InDesignとなるとなかなか素早く、手早くとはいきません。
10日16時頃上司が早退し、その後一件の案件の下版が待っていたので、出稿データを作るのに営業のOK待ちをしていました。
16時半頃帰ってこられて、校正を校正室に回されて後もう少しというところで、先方に確認を取ると最後上司にも確認しなければならないことになり、封筒以外の案件は休み明けの下版となりました。
で、封筒だけなのですぐだと思っていたのですが、
その時になんと封筒の寸法が違うことが発覚し、修正を余儀なくされました。
ただその時の対応に僕は凄く驚きました。
まず、下版しようかというときに寸法が違うことを見つけたことも素晴らしいし、
その後、その担当の営業が上司に相談をしました。
それを聞いた上司は怒ることなく、得意先の担当さんに事の次第を伝え、寸法を正しいものに代えることの許可を得ました。
その時、その上司は「こちらのミスでご迷惑をおかけしてすみませんでした。」とちゃんと謝罪されていました。
そして、正しい寸法(といっても単に1㎝延ばしただけですが)に訂正し出力をし、
もう一度校正室に持って行って確認をしてもらい、ようやくゴーサインが出ました。
そしてその担当の営業さんからは何度も「遅くなってすみません」と謝罪を受けましたし、
帰り際にはその上司からも「ご迷惑をおかけしてすみませんでした」と丁寧に言ってもらいました。
僕は、それが素晴らしいことだと思います。
もちろんミスをしたことはいけないですし、もっと早くに気付くべきだとは思いますが、
それでもたった1㎝のこと、なかったことにして勝手にサイズを変えても誰も分からないことを、
得意先に確認したり、慌てて修正したことでミスが出ないようきちんと校正室に回すこと、
何より、たかが派遣社員の分際の僕に丁寧に謝罪すること、どれをとっても社会人として、人として当たり前の事ではあるのだけれど、すばらしいことだと思います。
しかも、遅くなったといてもたかだか20時半です。
徹夜になった訳でもありません。
それでも、一派遣社員に謝罪するなんて人としてすばらしいなあと思いました。

その日、初めて20時半という時間まで会社に残っていましたが、
時折ぽつぽつと社員の方は帰られましたが、それでも3分の2位の方は残っておられたし、
その時間に営業先から帰ってこられる方もおられました。
その日の朝礼で営業の方がポツリと「昨日帰ったのが1時か2時頃だったと思いますが、誰もいない部屋の電気が点いていました。」と言われて驚いたのですが、
そんな時間まで仕事をされていて、朝礼にちゃんと出るなんて凄いなあと思いました。
周りも20時を越えてるのに誰一人としてだるそうに仕事をしていないし、
当たり前のように黙々と仕事をされていましたが、そこに悲壮感みたいなものはまったくありませんでした。
残業が当たり前というのは良くないことですが、嫌々やっているとミスも出たりしますが、
僕にはその姿が責任感を持って職務を全うしているようにしか見えませんでした。
その日の朝のミーティングでも仕事の段取りについて話されていて
「もう帰ろうかなあって思ってる時に、校正が回ってきたらどんな気持ちになる?
昼頃にでも『遅くなると思いますが校正が回ると思います』の一言があれば、快く出来るものも、
その一言を言わなかったことで、その人が『今日は6時で帰れるわ。早よ帰ってご飯作ろう』とか考えてたりして、
急に仕事持ってこられたら気分が悪いやろ?」とおっしゃっていました。
当たり前の事なんですが、そこまで社員のこと、同僚のことを考えている人は今までの会社ではいませんでした。
「仕事なんやからやって当たり前。お客さんに迷惑をかけるなんてもってのほか」という体制で従業員の事を考えてる人なんていませんでした。
もちろん、社員同士ではそういう言葉もありましたが、上司からあるいは会社としてそういう優しい、人を労るような言葉っていうのは禁句のような扱いでした。
でも、この会社ではみんなが他の人の事を考えています。
もちろん、時としては徹夜や休日出勤もあります。
無理なスケジュールで苦労することもあります。
でも、根本にそういう思いやりみたいなものがあるというのは素晴らしい会社の証だと思います。

その日、僕が家に着いたのは23時前でした。
さすがにこの時間になるとキツイですが、そういう場面を見るとまったくの苦痛ではありませんし、
何か自分に出来ることがあるなら頑張ろうと思うことができます。
逆に、「面倒くさいなあ」「早く帰りたいなあ」とちょっとでも思ってしまった僕が恥ずかしいくらいです。
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