「MOZU」をseason1、season2両方を一気に見た。
途中で止められないくらいストーリー自体は面白かったんだけど、1、2ともFinalEpisodeがどうもイマイチだった。
西島秀俊の演技も何だかなあって感じだし…。
ストロベリーナイトの時もイマイチだったし、なんというかそのドラマの中での役を演じるというよりも、
単なるそんな風を演じている人にしか見えないんだよね。
ただ「流星ワゴン」は良い感じだったので、もうちょっと様子見って感じの役者かな。
それに比べると香川照之は凄いと思う。
しょっちゅう色んなドラマに出ててその度に色んな役回りをしていて、まあ似たような役も多くて演技も似た感じの時があるんだけど、上手いなあって思う。
ちょっとおとぼけた感じとかをいい間合いで出してる感じがする。
真木よう子もこれまたどのドラマ見ても同じような演技ばっかで逆にビックリする。
まあ、その見た目からクールな役どころが多いから仕方がないのかも知れないが、
それでももう少し、メリハリというか違いを出してくれても良いような気がする。
役者以上に気になったのが怪我の治りの早さ。
崖から落ちて記憶を失った新谷(池松壮亮)は包帯でぐるぐる巻きだったのにあっという間に走ったりしてる。
season1の最終回では心臓をとがったオブジェで貫かれてるのにそっから室井(生瀬勝久、昔槍魔栗 三助)を殺しに行くなんて信じられない。
明星(真木よう子)も腹部から多量に出血しているのに生きてるし、そうかと思ったら、次の日には走り回ってる始末。
どうなってんだか。
どうも小説の方は新谷が主人公らしいのだが、それだとものすごく面白い話になってるような気がする。
若干24-TWENTYFOURを意識したような二転三転するドラマで、結局ラスボスにたどり着けたのかどうかあいまいだし、なにより、そもそもそんな大きな組織の人間がドラマの発端となった事件を起こすか?っていう無理くりな設定というかストーリーはまさに24-TWENTYFOURそのものな感じがする。
なんていうか高いレベルで作られているんだけど、ところどころに突っ込みどころが多すぎて集中できないというかもったいないドラマである。
小説がそうなのか、ドラマ用にそういう設定、ストーリーになったのかは分からないがとにかくもったいない作品である。
池松壮亮の演技は素晴らしかったが、新谷宏美の歩き方がどう見ても男の歩き方で、
演技の上手い池松君らしからぬミスだと思う。
また、長谷川博己の狂気さは渡部篤郎のそれには到底適わない。
充分異常さは伝わってくるし、「デート~恋とはどんなものかしら」や「家政婦のミタ」のような頼りない大人の演技とは180度違う演技力で凄いとは思うのだが、怖さがないんだよなあ。
なにを考えてるのか分からない恐怖ってのが伝わってこない。
もちろんその辺は監督の狙いとかもあるから長谷川さん一人の問題じゃないんだろうけど、どうも引っ掛かって見てしまう。
とにかくこの「MOZU」は連ドラとして見ると次が気になり、楽しみなドラマだが、全体通してみるとイマイチというか
合格点ギリギリって感じのドラマだった。
まあ、この手のジャンルはやり尽くしてる感があるし、そこにオリジナリティを付加しようとするとこうなっちゃうのかも知れないけどね。
でもまあ、15話ほど楽しんで見れたのでこれはこれでいいのかな。って感じです。
途中で止められないくらいストーリー自体は面白かったんだけど、1、2ともFinalEpisodeがどうもイマイチだった。
西島秀俊の演技も何だかなあって感じだし…。
ストロベリーナイトの時もイマイチだったし、なんというかそのドラマの中での役を演じるというよりも、
単なるそんな風を演じている人にしか見えないんだよね。
ただ「流星ワゴン」は良い感じだったので、もうちょっと様子見って感じの役者かな。
それに比べると香川照之は凄いと思う。
しょっちゅう色んなドラマに出ててその度に色んな役回りをしていて、まあ似たような役も多くて演技も似た感じの時があるんだけど、上手いなあって思う。
ちょっとおとぼけた感じとかをいい間合いで出してる感じがする。
真木よう子もこれまたどのドラマ見ても同じような演技ばっかで逆にビックリする。
まあ、その見た目からクールな役どころが多いから仕方がないのかも知れないが、
それでももう少し、メリハリというか違いを出してくれても良いような気がする。
役者以上に気になったのが怪我の治りの早さ。
崖から落ちて記憶を失った新谷(池松壮亮)は包帯でぐるぐる巻きだったのにあっという間に走ったりしてる。
season1の最終回では心臓をとがったオブジェで貫かれてるのにそっから室井(生瀬勝久、昔槍魔栗 三助)を殺しに行くなんて信じられない。
明星(真木よう子)も腹部から多量に出血しているのに生きてるし、そうかと思ったら、次の日には走り回ってる始末。
どうなってんだか。
どうも小説の方は新谷が主人公らしいのだが、それだとものすごく面白い話になってるような気がする。
若干24-TWENTYFOURを意識したような二転三転するドラマで、結局ラスボスにたどり着けたのかどうかあいまいだし、なにより、そもそもそんな大きな組織の人間がドラマの発端となった事件を起こすか?っていう無理くりな設定というかストーリーはまさに24-TWENTYFOURそのものな感じがする。
なんていうか高いレベルで作られているんだけど、ところどころに突っ込みどころが多すぎて集中できないというかもったいないドラマである。
小説がそうなのか、ドラマ用にそういう設定、ストーリーになったのかは分からないがとにかくもったいない作品である。
池松壮亮の演技は素晴らしかったが、新谷宏美の歩き方がどう見ても男の歩き方で、
演技の上手い池松君らしからぬミスだと思う。
また、長谷川博己の狂気さは渡部篤郎のそれには到底適わない。
充分異常さは伝わってくるし、「デート~恋とはどんなものかしら」や「家政婦のミタ」のような頼りない大人の演技とは180度違う演技力で凄いとは思うのだが、怖さがないんだよなあ。
なにを考えてるのか分からない恐怖ってのが伝わってこない。
もちろんその辺は監督の狙いとかもあるから長谷川さん一人の問題じゃないんだろうけど、どうも引っ掛かって見てしまう。
とにかくこの「MOZU」は連ドラとして見ると次が気になり、楽しみなドラマだが、全体通してみるとイマイチというか
合格点ギリギリって感じのドラマだった。
まあ、この手のジャンルはやり尽くしてる感があるし、そこにオリジナリティを付加しようとするとこうなっちゃうのかも知れないけどね。
でもまあ、15話ほど楽しんで見れたのでこれはこれでいいのかな。って感じです。